イギリス　ベントウッドチェア　GJ-16c

SOLD OUT

Item No, GJ-16c
size : 幅38.5×奥45×高88(座面高46.5)cm

イギリス仕入れですが、メーカーは
1871年にオーストリアで創業しました
Fischel社になります。

今回のチェアは、チェコスロバキアで
1910年頃に製造された物になります。

美しい曲木のフレームに、ストライプの
エンボスのシートと背もたれのパネルが
印象的です。

通常、ボタニカルやピーコック柄の
エンボスが多いベントウッドチェアの
中で見ますと、少しシンプルなので
逆に異質な存在に見えます。

素朴な表情ながら、上記の通り曲木の
流れるようなフォルムとバックのトップの
切り出しなどにも当時のデザイナーの
こだわりを感じます。

ベントウッドチェアの基本的な構造の上に
しっかりとした個性を感じさせてくれる
デザインが加わりつつも、やり過ぎない
バランス感覚が素晴らしいです。

細かな傷はございますが、大きな割れ等も無く
同型の物の中ではかなり綺麗な状態で
残されておりました一脚です。

あと、ベントウッドチェアという物自体が
背もたれの面と座面、前脚などが分解された
状態で大量のチェアを輸送出来るノックダウン
方式を採用した画期的なチェアです。

その為、通常のチェアと違い、座面裏に
後ろの軸に向かってボルトが入れられ
前脚などもビスなどで留められております。

分解しやすく、組み立てやすい構造に
作られている分、場合によっては、ボルトや
ビスの緩みで椅子全体にきしみが出る場合が
ございますが、それらを締め直す事で簡単に
またしっかりとした強度に戻せるというのも
ベントウッドチェアの大きな一つの特徴です。

ベントウッドチェアを初めてお求めに
なられる方はもちろん、すでにいろんな型を
お持ちのコレクターの方までオススメ出来る
一脚です。

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